Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

9月最後の日曜日






ヴィッド・グルニエ(フリーマーケット)、庭のお祭り、アトリエ開放。その全部が同じ地域の中でいっぺんに行われた日曜日。よく晴れて、気温も上がった午後。こんな日は家族みんなで外に出て、挨拶をしたり、散歩を楽しみながら、その合間にちょっと買い物、ちょっと緑に、創作活動に触れるという、のんびりした平和な時間と空間が、窓の外で、日が暮れるまで続きました。
朝から私もヴィッド・グルニエを練り歩き、きれいな緑の靴を手に入れました。お昼を食べて、すぐ近くにある共同庭園へ行ってみると、ラヴェンダーのたっぷり入った匂い袋を作ってくれました。ラヴェンダー信奉者なのでこれは最高に癒されます。池から蛙が顔を出すのを待っていたら、近くの小屋で野菜の人形劇が始まって、観に行くと、子供向けかと思いきや、ひねりのきいた政治的な話題だったので、それもまたとても楽しめました。でも今日の一等賞は、向かいの家に住む少女です。賢くて、かわいくて、大人にこびないのがすごくいい感じの子。今日は絵を描いたり本を読んだりしながら、自分が表紙に載った地域新聞を、家の前で売っていました。その姿がかわいすぎたので、一枚写真をぱちりと撮らせてもらいました。ここには載せられないけど、とても幸せな光景でありました。