Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月の短い日々

この小さな家に暮らしていると、トントンと戸をたたいて不意に訪ねてくる人がなぜかあとをたたない。おもしろいような、どきどきするような。それぞれすこしずつ困っていたりもする。そこを上の階の猫が、素知らぬ顔で通り過ぎていく(とりあえず「シャ」と…

太陽プリーズ

また寒くなって、寒い日が続いて、さらに雨。パサージュの屋根がありがたい日。ガラスの屋根の上に住んでいる人たちのことを想像しながら歩く。下からくもりガラスを見上げると、上には光あふれるしあわせな世界があるのではないかと思ってしまう。ちらりと…

目標はまだ遠いところにある

去年のうちにいくつも読み重ね、生意気にもとくいげに読めるようになった作家の本を本棚にいったんおさめ、今はまた別の作家の小説を読んでいる。語彙の世界がわっと広がる。電子辞書の電源が自動で切れる間もないくらい。思ったよりも、時間がかかる。なか…

旅の記録の第3弾

今月初めにひょろりと行って来た、ロッテルダムの旅日記(低地紀行)と使い捨てカメラで撮った写真(プラスチック・フォト)、別サイトに載せました。映画祭に、街歩き。深田晃司監督『歓待』、アンゼルム・キーファーのドキュメンタリー、マルタン・マルジ…

買っておいたケーキは半分で明日におあずけ

近くのビストロにて、誕生日のお祝いディナー。予約なしで歩いていってみると、要予約の人気店ながら早い時間帯ならすっと入ることができた。メニューは素材命のシンプルな料理が多く、野菜もお肉も、定評のあるワインも、どれもひっじょーに美味しかった。…