Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

アン・ラシャシャンってなんだ?

説明がないとなんだか変な人がいるなという印象になりそうなので、一応試みてみます。
en rachachantはrachacherという動詞が元にあるはずなのですが、そのような謎めいた単語は辞書をひいても出てきません。下の映画によると、en rachachantとは、少年が自分自身で見いだした、学校教育に頼らない学びの方法であるようです。具体的にはよくわからないながらも、それはいい発想だな、と思ったわけです。この少年の言葉には、自分の持った疑問には正直に、型破りに、自由に突き進む、前向きな力があるなと思い、それを喜んで取り入れようと考えました。
この映画を撮ったストローブの、純粋な信念のみから発せられる言動には再三励まされていますし、原作者であるデュラスの才能にも、日々揺さぶられっぱなしです。それで、おまじないのように、アン・ラシャシャンという言葉を掲げておくことにしました。