Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

2011年の始まり

あけましておめでとうございます。今年もまたよろしくお願いします。
昨日今日と夕方に、新年散歩に出かけました。行き先は2日間とも運河沿い。昨日は映画館に併設しているお店が開いていなかったので、今日もまた同じバスに乗り、DVDや本を物色してきました。
ついでに久しぶりに104(2年ほど前に出来た、パリ市による現代芸術家のための施設)まで足を伸ばすと、小さな子供を連れた人たちでずいぶんとにぎわっていました。ちょうどAttraction!という名の展示会を開催中で、104全体がアーティストによる小遊園地に変身中。巨大な象や昆虫で出来たLa Machineのメリーゴーランド(http://www.manegecarre-senart.com/)と、Lawrence Malstafというアーティストの、発泡スチロール玉の嵐の中に入れる作品(http://www.fortlaan17.com/artists/lawrence-malstaf/video-nemo.lasso)が、沢山の人の目をひいていました。嵐の作品は、円形の装置の真ん中にあるイスに座り、手元のスイッチを押すと透明の壁に沿ってぐるぐると嵐が起き玉が巻き上がるという仕組みで、中はどんなかと私も入ってみましたが、人が入っているところを外から見ている方が面白く、全体が見渡せてきれいでしたね。同じ列に親と一緒に並んでいた子供たちは、入りたくて入ってはみたものの、状況がつかめずきょとんとしていたり、泣き出したりしていて、衝撃が少々大きすぎるようでした。ほかにも、地下に設置された、紙でできた巨大な迷路も子供たちに人気で行列ができていました。
すこし遠くなってなかなか足を運べなくなったけれど、長らくさえなかった104もこうやって少しずつにぎわいをみせているのですね。いつの間にかレストランも開店していました。
昨日今日と運河周辺を歩いていて、橋や道路、区画整備など、19区はなお整備・開発の余地があり、新しい変化のみられる区なのだと、改めて感じました。20区とは、そりゃだいぶ違う。
104のAttraction!展は来週9日まで。もしもう一度行けたら、メリーゴーランドに乗ってみたいです(1回4ユーロで、一度に大勢乗れないので多少待たされます)。http://www.104.fr/#/fr/Artistes/A231-Attraction_!