Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

あの人は1つ手前の停留所で降りていった

日が暮れた頃、古本とDVDを探しに本屋へ足を向けると、年をまたいで店頭にどどっと中古の品が出されていたのだった。新品を買わずに待っていたもの、今まさに探していたもの、新品では買えなかった高価なもの、ああこれは稀にみる大漁。とくに書籍。やった〜と思って帰りのバスに乗りこむと、20区を代表する怪優がそこに…。
さて、一日の運を使い果たして家に帰り、片付けを始めたところ、湿った手でパソコンのコンセントを抜いた際に勢い余ってコンセントの先が指先に触れ、感電。電気ビリビリ。痛いし怖いしあわてるしでもうたいへん。ここは日本より電圧がずっと高いんですからね。まだ指にちょっとしびれと痛みが残っている。でもこれにて今日のラッキーアンラッキーは相殺された。
気をとり直して、買った本をぱらぱらめくっていたら、フランス語の本に、日本語で言葉の訳がちまっと書き込まれているのを発見。一度は日本人に買われた本であったか。これも1つの巡り合わせ。